〒247-0007
横浜市栄区小菅ヶ谷1-2-1
地球市民かながわプラザ1階
TEL:045-896-0124
FAX:045-896-0125
※月~金曜日 10時~17時
(土日祭日は休み)
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(土日祭日は休み)
茅ヶ崎日中友好協会 シルクロード・敦煌の旅
茅ヶ崎日中友好協会 会長 日下景子
コロナ明けて4年ぶりの訪中です。
折しも、36年前の映画「敦煌」の主人公西田敏行さんの訃報と、あらためて喜多郎のシル
クロードのテーマ曲が頭の中で流れる中、今回は10人の仲間で西安経由敦煌に入りました
。以前とは違い、中国ビザ手続きが厳しくなり、訪中も緊張しました。
敦煌―中国と西域を結ぶシルクロードオアシスの街
敦煌市は、人口13万人の小さい都市、年間40ミリしか雨の降らない乾燥地帯で、ブドウ
畑が多く、ブドウ自然乾燥の小屋が点々としており、赤ワインと干しブドウの産地です。
4世紀中ごろ仏教の修業の場となった莫高窟、映像でしか見たことがなかった憧れの世
界遺産を訪れました。
砂漠の中の南北1.7キロに700余りの石洞窟があり、現在確認されている492窟にそれぞ
れ仏像や壁画が残っています。仏教伝来の軌跡を残す貴重な遺産を保護するため一つ一つ
は鍵がかけられ、専門のガイドさんが案内してくれます。
その中の10窟を拝見しました。それぞれ仏教の歴史や装飾、壁画に意味があります。特に
、単独では最大の建造物の9層楼、内部には高さ35.6メートルの弥勒菩薩があり、下から
見上げました。
仏像や壁画が綺麗に残っているところもありますが、海外からの盗難もあり、仏像が壊
れていたり、壁画の色などは褪せており、「砂漠の画廊」は、乾燥地帯に閉じ込められた
ため、それでも保存が良好でした。
私たちは時間オーバーして、熱心に説明に聞き入り、この貴重な遺産に感動しました。
二度と来られないと思うこの場所を目に焼き付けました。
鳴沙山―ラクダに乗る
砂漠が堆積してできた砂山が鳴沙山、砂が鳴るといわれ、強風に舞う砂の音が管弦や太鼓
のように響くといいます。鳴沙山の麓で湧く三日月型の泉がオアシス月牙泉です。
ゴビ砂漠でラクダに乗るのが今回の旅のお楽しみです。おとなしいラクダに乗り、10人は
隊列を組んで30分も砂漠を歩く面白い体験でした。
その他、沙州古城、漢代の最西端の関所玉門関と漢代長城、漢詩にも謡われた陽関、もう
一つの石窟西千仏洞、西安では西漢の皇帝の墓漢陽陵を訪問。
沙州市場やスーパーで買い物し、美味しい敦煌料理にみんな体重2キロオーバーの楽しく
貴重な旅でした。